近年、障がいのある方々のアートが注目を浴びるようになりました。ただし、アートを使った社会参加や収入支援の仕組みは未だ発展途上にあります。2018年6月には、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が公布、施行されました。アーティストやそのご家族、周囲の方々から、「アート活動を始めたい」「作品を商品化したい」「契約をしたいけれどもどのようにすれば良いのか分からない」という声をよく耳にします。

このような現状を受け、障がいのある方々の創作にまつわるご相談にお答えし、その活動を支援するために、七福では相談窓口を設けています。より専門的な視点をもってご相談にお答えするため、各分野の専門家に専門アドバイザーとして協力を依頼しています。

【障がいのある方本人】

作品を作ることのできる場所、発表できる場所を知りたい。
作品つくる際に注意することを知りたい。
創作活動の支援をしてくれる団体などを教えてほしい。

【家族・友人・知人】

子どもが絵を描くのが好きなので、どのように才能を伸ばせば良いのか知りたい。
同じような活動をしている子どもたちの家族と情報交換をしたい。
私の友人が素敵な絵を描いているので作品を紹介したい。

【支援者・福祉施設関係者】

作品を作るときの環境や使う道具などを教えてほしい。
障がいのある人が通うアトリエの現場体験をしたい。そのようなアトリエがあれば教えてほしい。
作品の出展やグッズ制作に関する契約や権利について知りたい。

【企業・報道・美術関係者】

障がいのある人たちの創作活動に興味がある。創作の現場を見てみたい。
七福artの紹介しているアーティストの作品、アーティストご本人に興味があるので可能な範囲で教えてほしい。
障がい者の芸術やアール・ブリュットについて知りたい。

【法律相談】

七福artは、法的な助言を直接行う専門機関ではございません。
私たちのわかる範囲でご相談にお答えします。